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【置きレス】 こんな夜はまたと無いかもしれないじゃないか。だから、ね。 (昼は公共施設になっている城も夜を迎えて一般開放時間を過ぎれば如何なる者の侵入も許さない王の寝所。不法侵入の罪を自覚し罰の悪い心境であったが、窓辺に咲いた微笑の花を目にすれば現金にも来て良かったと結論付けてしまい顔が緩み。突然の訪問を月が美しい夜の所為にして相手と同じように微笑み返し) 大丈夫。その格好も綺麗だと思う俺しか見てないよ。 (華奢な指の温かさが夜風で冷えた頬に心地良く、身を屈めて憩いに浸り瞼を伏せ。寝間着を羞じらう彼女の姿を今一度目に入れる。微風にすら簡単に靡いてしまう頼りない薄衣一つだけで月明りに浮かんでいる飾らない姿は月の妖精のよう。地上の穢れを何一つ知らない無防備な幻想の乙女に思えて感嘆混じりの吐息で囁くと、柔らかく儚い美しさを壊さないよう静かに頭の上に手を伸ばし。触覚のように一房飛び出した髪の跳ねを手櫛で撫で下ろし、元のさらりと癖の無く流れている黒髪の中に戻してやり) 今日は………目を瞑ってくれるかい、クシア。俺がいいって言うまで開けたら駄目だよ。 (期待に瞬く瞳の星を拾って答え掛けるも言葉を切って前髪をゆっくりと撫で下ろし。顔の前に手が下り、長い睫毛の先をそっと指でなぞって目を閉じるように誘いどこか楽しげに言い)
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