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【置きレス】 (少し前とは違う理由でプルプル小刻みに震え小柄な身体は背が丸くなる事でさらに縮こまり、その姿はさながら捨てられた動物のよう。隣に座る人物が慌てふためき始めのを聞ききながらうっすらと浮かんでしまった涙を手の甲で乱暴に拭い、ようやっと顔を上げればそれは丁度鼻に花びらが入った瞬間で。 何やら短い悲鳴の後悶える相手に状況が理解出来ず、ただ訝しげに眉を下げ唇は尖がり首を傾げ動向を窺い。見てしまう。 押さえた鼻の穴とは違う穴から花びらが勢い良く飛び出し、あろう事か己の膝の上にある桜餅へと被弾しそうになる様を) だ、駄目ぇえー!…………ふぉっ。 (本来は多くの人に安らぎを与える筈の花びらの暴挙に一瞬で顔が青ざめ、甘い物が好き故に考えるより先に身体が動き叫びながら桜餅を守ろうと覆い被さり帽子は勢いにより地面へと落ち。 鼻から噴射された花びらは無防備な耳へと引っ付き、少年はその感触に間抜けな声を上げて固まってしまい。 三秒程してからゆったりとその花びらを指で摘み取ると、まるでサビたネジを回すかの如くぎこちない動きで首が回り相手を見上げ) な…ナイス鼻息!身体を張った良い芸だったよ、はっはっはっ参ったなぁー完全に不意打ちだったなぁー。 (また若干涙目になりながらも笑顔を作り、花びらを摘まんだ手とは反対の手でぐっと力強く親指を立てて誉めて。明るく話しながら素早く鞄の中からそっとテッシュを取り出しその花びらをくるんで、耳と手を拭いてゴミ入れ用の小さな袋へ捨てると。一呼吸置いてからとびっきりの笑顔を向けて) ところでさ、喉乾いてない?もしくは最近疲れが溜まってるとかさ!
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