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【置きレス】 (隣の少年が呟くと同時、桜の花弁がひとひら、空を見上げるその鼻づらにひらりと舞い落ちる。そのことに気付き、空を切り取る満開の桜花も視界に入ってくる。 それはまるで、もはやどうにもならぬものを遠く眺めることで、近くにあるものを見失っていたかのようであり。 また少し、沈黙が続く。数秒もしないが、それは長く感じられ) レイシェ…『…いや。』 (滅多に開くことのない口元から、鈴鳴りのように高く細い声色で、母国語が呟かれる。それに続く機械音声で内容は自身の中で否定されたようであるが。 破られた沈黙の中、隣で表情を隠す少年に視線を移し。) 『結論だけを言うなら、母星は生物の棲める状態ではく、恐らくだが、母星スペン・フェの人民の生き残りは僕だけだ。 だが、今はこの話をこれ以上詳細に話す気はない。 場を暗くする話など、サクラモチの礼にはふさわしくないだろう?』 (自分なりに少年を気遣うような言葉をかけるその顔には、滅多に表情を変えない彼にとって珍しい柔和な笑みが浮かんでおり。) 【シーンが目まぐるしくギャグからシリアスに変わってしまっとりますが、そんなにしないうちにまた戻りますのでご安心を(笑)】
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