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「『俺は勇者だ。あんまりにも弱くて、勇者だと気付かれない勇者d」 「ちょっと待てえええ! 何してんだ!」 俺は全力で突っ込む。いやこいつ、まじで何をしてんだ。これただ俺の恥を晒してるだけだろうが。 すると、メモ書きを読んでいた巫女(もといヤクザ)が不思議そうに首を傾げた。 「何って、小説を小出しにして読者さんを誑かすんでしょう?」 「違……いや、違わないのかコレ」 「お前ら読者に失礼d」 「ケーキ持参して食べてるお前が一番失礼だよ」 宣伝の最中、ケーキ持参してもぐもぐしてる魔王がどこに居るよ。いや、ここに居るけど。 俺は頭が痛くなってこめかみを押さえた。こいつら、サイトから出て行ってもただのアホだ。 仕方ねえや、と俺はにっこりと愛想笑いを作った。これが接客の基本だ、よく見とけバカ二人。 「つまるところ、俺が活躍するハートフルストーリーです。よろしく」 「それただの嘘じゃねえか」 * 魔王と勇者のものがたり。 スペースありがとうございました。
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