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もう誰もいない もう二度と戻らない もうなにも見えない 涙が伝う感触だけは続いている 明るく温かい光はいくつもの仲間を引き換えに顕現して 我を歎きの海に射落とした そして労役たる星を負わせた どうして 嫌だ どうして皆が犠牲になる必要があるのか いずれ我らを忘れゆくもののためなどに 殺し合い、奪い合い 各々の業で滅びゆくもののためなどに 我らを捧げよと言うのか 悲しいばかり 寂しいばかり 泣いてばかり こんなにも明るいのに 叫んで 吠えて 盲目になろうとも 光は深淵には届かず 犠牲の光明を追い立て 夜の暗幕を連れ歩く 不幸の権化として そして一人逃げた罰として―― .
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