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話は数時間前に遡る。それは知り合いに招かれたパーティー会場で、ぼんやりと高層階からの夜景を眺めていたときだった。馴れ馴れしい口調の酒臭い息をした未成年にナンパされた。 「なぁ、つまんないんだったらさぁ。二人で抜けださない?」 その科白を聞いた時の感想はただ一つ。あんた、筋金入りの馬鹿でしょ? 父親がぎっくり腰で急遽未成年の自分が名代として出席することになったこの宴は、某財閥会長主催で右を見ても左を見ても著名人ばかり。そんな中で非常識な行動を取れば当人はおろか保護者も白い目で見られるだろう。そんな簡単なこともわからんとは……。 「申し訳ありません。嵯峨崎会長にこちらで待っているように言われましたもので……」 だから、あなたとは行けません。如何にもすまなそうな、他所行きの声で馬鹿に対応した。声を荒げることはこの場ではあまりよろしくない。いくら相手が馬鹿でも、勉強の為に招いてくれた人に迷惑をかけるかもしれない。
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