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まるでお前の笑顔のようにどんよりとした一日。 具合が悪いお前の気持ちを空に感じてしまって、離れているほんの僅かな時間が妬ましい。 其れでも甲斐甲斐しく二匹の猫達が、お前の様子を見てくれているようで 大好物の梨の皮を食べずに枕元に持って来たと聞いた時は驚いちまった。(そして面白かった/笑) 此処を読み返してみて、改めて。 何が大事か、其れを忘れていた。 自分の事が可愛いのと、自分を大事にする事はまるで違う。 「寂しさ」に負けて、お前への思いやりを欠いてしまった事を恥ずかしく思う。 そしてずっと黙って心苦しかった事をも救ってくれたお前のお陰で 今は心の底から落ち着いた日々を過ごしている。 お前と付き合い始めて、こんなに穏やかだった事はなかったかもしれない、そう思える程に。 恋愛は大変だなァ、吉良。 痛感してるよ。 付き合いが長ければ長ェ程、想いが深ければ深い程 こうして距離を置いた時の寂しさや ぶつけ合う事で出来た傷は どんどん どんどん大きくなって来る。 お前という存在を気持ちから消そうと決めた時、心の中でのお前の存在の「範囲」を改めて感じて気が遠くなった。 これを消してまた一からやっていくのと 素直にお前の存在を認めて大事にしていく事 同じ苦労をするなら、やっぱり俺はお前と二人がいい。 普通にやれているつもりでいたんだ 普通が大事だと思い込んでいたんだ。 そしてその「普通」が 俺達の恋愛の中での「唯一」だと言う事を忘れてってた。 久し振りの逢瀬で、その考えは間違って無かったんだとも。 体調が悪くなりかけ、って事で執務を休んでいるお前を見て少し安心した。 凄く悪くなってからじゃ遅いんだって自分をきちんと見ているのをみて安心したんだ。 少しだけ寂しいだろうが、ゆっくり寝て待っててくれな。 今日は早く上がって、お前の大好きなうどんを腕によりを掛けて作るから。
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