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あなたが僕を呼んでくれる時、 最初にみせてくれる笑顔。 執務室の窓からひょっこり覗かせるつんつんした髪。 何度言っても窓から入ってくる行儀悪さ。 僕が返事をして近寄ると撫でてくれる指先。 ふわり香るタバコ。 雨の日はビタビタに濡らす足袋。 相合い傘は恥ずかしいからと一度断ったら喧嘩になりましたよね。 向日葵の種がほしいと言ったら不思議そうな顔をしたりもした。 一緒に霞草を贈ってくれて、執務机の下で口付けた。 花見は一緒に住むことを決めた思い出。 結婚式は厳粛な中で、あなたの隣にいることが誇りに思えた。 何事もやるからには徹底的に…新婚旅行もそうだった。 イルカの声で目覚める朝、かき氷を食べながら歩いた市場、 泳げない僕を騙して笑うあなたの笑顔は眩しかった。 狭い家だけどどこにいてもあなたを見つけられた。 庭のきゅうり、大根は二股にわかれて可愛らしくて。 たくさんの料理を教えてくれた。 二匹の猫は我が子同様で。 神機に付けた飾りの言葉 嬉しかった。 割れた時に願いが叶うと言う板、 ふたりで探し回った紅茶の景品、 神機は重いほど… だけどどれも外せないでいる。 島言葉を友人に聞かれ、答えられない僕を不思議に思われても…外さなかった。 財布にはあなたが願掛けしてくれたお守り。 神機を開けば揃いの画像が可愛らしく動いていて、二人で一喜一憂して。 執務机にはガムランボール。 どこを見ても あなたがいっぱいで… なにを見てもあなたが目に浮かぶのです。 青い色はあなたの好きな色…だから僕の神機は青 調子が悪い最近も直ぐに返事をしたくて、慣れないものを使うよりもと なんとか週末だけはこのままで…そう考えていた。 あなたに喜んで欲しいと願っていた筈が 僕自身の態度があなたを苦しめて…情けなさすぎて… 自分勝手でした。 甘えすぎていました。 自惚れすぎていました。 大事にしなかったから 神様が取り上げたんですね。 あなたがあれだけ言っていてくれていたのに。 どれだけあなたが僕を大事にしてくれていたか… 僕のすべてが知っているのに。 ありがとう。 .
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