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<或る魔女の手記。> <u>Jan.××,</u> クリスマス前夜店に届いた真っ白な封筒の中身はあるパーティーへの招待状。宛名もなく何処でパーティーを開くとも書かれていない招待状を悪戯だと切り捨てなかったのはハロウィンの騒動があったからだろう。専門職でもない私個人で調べられる事にも限界があるし此のパーティーに潜り込めば白夢について何か分かるかもしれないと、大聖堂前の広場に出現していた扉を潜ってパーティー会場へ行けば周りには白夢、白夢、白夢。虚白の地に在る王城のようだと偶然居合わせたボルドウィンは推測していた。そんな場所で白夢達は皆が皆浮かれてクリスマスを楽しんでいるようだった。奴等は一体何なんだ…? 偶然会場で出会ったエリーゼ…否、エリーザベトという名の少女はあの城を“嘗ての家”だと、自らをあの城の家系…王家に纏わる者だと言っていた。探検と称した王城内の観察の最中現れた雷を放つ… 赤、強烈な赤色を宿した騎士にも出会った。早く帰れと諭されたのは、エリーゼと共に居たから子供扱いされたのかもしれない。 書物で読む限り虚白の地に居るのは言葉も通じない化け物と獣ばかりと思っていたが…現実はそうでない者も居るのだと知れたのは大きな収穫だ。 エリーゼが用意した硝子の馬車で王城の門を潜りシルヴァへ戻って来た。 途中から別行動していたボルドウィンは帰っているんだろうか。彼奴の事だ、怪我云々をそう心配する必要もないだろうが後で自宅を訪ねてみよう。 [追記] 如何いう事だ?クリスマスだった筈が帰って来てみれば正月も終わっているだと?あの扉の外と中とでは時間の進む速度が違うとでも言うのだろうか。 <hr color="#ffff00" size="1" width="100%">クリスマス〜新年イベント →エリーザベト・ミュラー様、アンゼ様、ボルドウィン=グランバッハ様、ドナテーロ・タリアコッツォ様、赤き雷迅の騎士様、ヒメネス様、リゼット・ルノートルとエンカウント。
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