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漆黒の側面は暖かい そこにもたれているとふいにユーフォーの一軍が襲ってきた オレンジの街灯の列を通過しただけだ ぶ厚いガラスに雨が伝う 黒い電線がうなり 轟音に 病を乗せた体が運ばれている どこぞの獄に赴くような不安を腹に抱えて まだ持っているのかと聴こえた 闇に溶けて日本中の境が消えた市内を 狂いもなく走り続けている理性から血の匂いがする 正しく統べられているためには 平均的な所有物に統一すると 隠している感情も 表に出すなと聴こえた 誰も気づくはずもないから 何もかもから勘づかれていた 私一人はすべて知っていて 何も隠せない夜だ
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