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いつも空を見上げては何かを其処に探している そんなフリをして 曖昧に片付けてしまう 其処にはないのだと知りながら 何から手をつけて良いのか分からない僕は それを誰かに悟られるのが嫌で 虚空に描いたものに頷くフリをして 周囲の理解を得ようともがく 聴こえない音に合わせて僕が踊り出せば 見える筈のない景色が其処に浮かび 誰かがつられて踊り出す 滑稽だな世の中は みんな自分を見失ったまま 誰かの妄想に頷き でっち上げの世界に酔い痴れては自我を放棄する そして世界はバランスを失って 混沌へと傾いて行く そして僕は空を見上げては溜め息を吐く (次は、どんな嘘を吐き、みんなを欺こうか) (神の声を聞いたと言えば、少しは世界が救われるのだろうか…) 空に浮かぶのは 星と雲と太陽と 雨と虹と移り行く色の数々… 飾るのは僕の言葉の綺麗な響き ねじ曲げるのは僕の心の悪しき囁き いつか見た青い空に浮かんだ諸々
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