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青い光は輪や列と形を変えながら、ゆっくりと動いている。 「あれも水妖なの」彼女は言った。 「レペというの」姉は答えた。 「呼んだら来るの」縁に手をかけて身を乗り出す。 夜と海の先に青い光が揺れている。 「そうね、でも気に入られたら、レペになってしまうのよ。そうして毎日死んだ魚のお弔いをするの」 あれが踊ってるのでないなら、私はそんなものになりたくない。彼女は船底の毛布に包まった。
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