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皆が料理を待っている時、無限だけが船内を散策していた。 無限「ふむ・・意外と品揃えいいな・・」 無限が想像してた以上に船内は道具で溢れていた。 特に倉庫には――― その中でも、無限がどうしても気になるものがあった。 無限「これは・・何で使うんだ?俺らの目的は鳥だろ・・?」 無限が気になったものは 鶴嘴だ。 本来船には鶴嘴なんか普通は積まない。 無限「鶴嘴って・・洞窟でも掘るのか・・?」 その時だった。 「もう少しだ・・もう少しで・・」 無限「!!」 悪寒を感じた無限はとっさに倉庫に身を隠した。息を殺し、箱の隙間から誰なのかを見る。 無限が見た者は、フードをしていて、背後からは誰なのか区別がつかない。 無限「誰だ・・・;;」 その時、それが振り返った。 無限もとっさに箱から覗くのをやめる。 無限「仮面・・」 それは仮面をしていた。模様までは見えなかったが、仮面をしていたのは確かである。 無限「早く行け・・行け・・!!」 そして同時刻――― 「わああああああ!!!」 叫びと同時に皿が割れる音がした。 一同はキッチンに駆け寄る レモ「焼酎大丈夫か!!??」 焼酎は腰を抜かし、床に座りこんでいた。 焼酎「あれ・・あれ!!」 焼酎が指指した方向を見ると、赤いペンキのようなもので、 KILL YOU と書かれていた。 楓「・・・・ぁ・・・」 楓の嫌な予感が的中した。 間違いなくこの船はおかしい。楓は確信した。 tカラ「おい;;この船って6人だけだよな;;」 楓「ねえ!!無限と紅は!?」 焼酎「無限は・・確か地下倉庫に行くって・・」 tカラ「紅は!?」 レモ「紅は舵見に行くって言ってた・・」 楓「とりあえず二人を呼び戻しに行かなきゃ!!」 tカラ「・・俺とレモ屋は・・無限を捜しに行く・・。」 楓「じゃあ私と焼酎は紅を」 そうして四人は二手に別れた。 ―――楓と焼酎は走って紅を捜しに向かった。――― 楓「はぁはぁ・・紅ぃーーー!!」 焼酎「紅いぃぃ!!出て来てくれーー!!」 その時、パチン、と音がした。 楓「!!・・・」 楓は足を竦めた。 紅だ。 焼酎「あ・・・・ああああああああ!!!!」 ―――だが、発見した紅は紅ではなかった――― てるてる坊主みたいに、血の染み付いたタオルで顔を覆われ、縄で首を吊られて、死んでいた。 足元には遺書が置かれていた。 「も う 生きら れない も う 赦して 首 」 そこから先は破かれていて読めなかった。 焼酎「・・・」 楓「ねえ、この6人の中で、紅を恨んでる人っていたっけ?」 焼酎「いない・・絶対いない・・いるはずない!!」 焼酎の体は震えていた。 楓「・・・・」 楓「もう少しで・・・着くから・・」 焼酎「・・・・」 楓「皆に・・・報告しないと・・」 ―――同時刻―――
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