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ミッション確認 Fairy1単機で出撃し敵性反応を一掃せよ。 尚、使用武器に制限は無い。 戦闘空域はディストレル山脈上空。 付近に前線基地は無いが空中給油機を手配しておく。 ミッション、スタート 「っと、言われても、敵性航空機って機種はなんなんだ?」 今の所、レーダー反応はない。 いや、反応は無いだけで、敵は既に目の前なのかもしれない。 「………」 一瞬見えた黒い影。 重盛はそれを見逃さなかった。 すぐさま機体を下降、加速させる。 「レーダーには…やっぱり映らないか!」 機体を反転させ、目を凝らす。 「…見えた!」 機体数は3機 微かに見える形状からして、恐らくF-22であろう。 っと、敵が動いた。 後ろについたのを気付いたのだろう。 下に1機、上に2機 上に昇った2機は左右に別れる。 重盛は左へ旋回する1機を追う。 「…レーダー、マーク」 ディスプレイを操作し、マークを付けて、ミドルレンジに切り替える。 決して早いスピードではない速度で旋回を続けるF-22。 何かを仕掛けてくるつもりだろう。 「…やるとしたら…アレだよな」 っと、重盛はある予想をして、それを坂手に取ることにした。 慎重に敵の動きを探りながら、スロットルに手をかける。 「…1…2…3!」 カウントと同時にパワーを落とす。 エアブレーキ展開。 敵も同じくスピードを下げる。 そう。 狙われていたのはオーバーシュート。 そして、恐らく挟み撃ち。 予めスタンバイしていたガンモードで前方の敵に撃つ。 弾は僅かに上に逸れ、致命弾にはならなかったが、尾翼に数発命中。 すぐさまスロットルを押し込み、右へロール。 レーダーは先程、マークした場所を通過していた。 脱出した重盛は高度を上げつつ、右旋回。 っと、警戒音 すぐさまミサイルアラートに変わる。 「っち…」 下へ逃げた機体が、駆け上がりながら、ミサイルを撃ってきていた。 スロットルを戻し、速度を保ちつつ、左へダイブ 同時にフレアを射出。 一呼吸おいて、スティックを引き上昇 「…逃げきれるか?」 愚痴をこぼしながら、操作を続ける。 スピードを上げ、ラダーペダルを踏み込み僅かながら下降。 っと、左上空に一瞬光が見えた。 「…やっぱりそう来るよな」
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