[
携帯モード]
[
URL送信]
メッセージの編集
お名前
本文
〜へぶんすかおすないと、その9〜 『・・・・・、(あんな、膨れ上がってた泡男を…………ものの数分で平らげさせちまった───、つーか。それより……)』 『さくら…!』 『ままぁ〜っ!!』 『大丈夫?? 怪我はない?』 『うんっ!』 『……、お、おい…。ゆ、優…、人────』 『────貴方がっ!、ついていながら、何て様ですかっっ……!!』 『──────あ、…??』 『ま、まま…?? ち、違うの……わ、わたし…、わたし、がっ…………』 『──さくらっ!!』 『っ、…は、はい──、…ま、まま。ごめん、なっ…、さ…………』 『───おい。優人…、お前っ・・・・、(コイツ、変わったのか……)』 ──グイッ、…!! 『!、おっ…、オイッ───??!』 ──ギュウウッ……!! 『危ないとこだったんですよ──?! 本当に…!!』 『ごめんなさい、ままっ……』 『…何かあったら、……どうなさるおつもりだったんですか!! 二人共──…!!』 『・・・・・・・・・、(──ああ…、やっぱ。変わってねぇーのか、コイツは………五年、経とうが───六年、経とうが…、コイツは。やっぱ────、)』 『……っ、─────』 『まま…? ありがとう……それから、ごめんなさい。──まま。ねぇ…? 泣かないで、まま───、』 『優人…』 『────部屋に。戻りましょ…? 三人で。──さくら…。甘くて美味しい苺のミルクティー、淹れてあげるから。…もう、勝手にこんな事しちゃダメだからね──?? いい? 約束できる…?』 『うんっ! ──ねぇ、ねぇ、まま? イチゴのミルクティーも、あわあわモコモコする??』 『あわあわモコモコ、のやつよ。さくらは、イチゴが大好きだもんね。あわあわモコモコ…が、飲みたかったのね。 ──さ、お部屋に戻りましょ。いらっしゃい』 『うんっ──!』 『───ロキさん。ヨルムンちゃんも…。毎回毎回、ご迷惑をお掛けしてしまってすみません。本当に……』 『大丈夫。慣れたもんですよ───それでは。俺らも、これでそろそろ……ヨルムン』 『さくらちゃーん。さくらちゃんまま、さくらちゃんぱぱも。またねー、なのです! バイバイですよぉ〜?!』 『ヨルムンちゃん、ばいばーい。ヨルムンちゃんのぱぱも、さようなら〜』 『───優人、』 『?、どうしたんですか…? イノセさ────…』 ──グッ、……… 『………やっぱ、変わってねぇーんだな。良かった────安心、したよ。正直…』 『……?、』 ──ッ、(頬っぺた、ちゅー) ……… 『……きゃっ!?、て。なっ…!、い、イノセさんっ──?! さ、さくらの……子供の見てる目の前で、貴方ったら何考えてらっしゃるんですかっっ────?!!』 『…………眼鏡、外せ。邪魔だ──、…さくらぁ〜。ちょーっと、目ェ、瞑って塞いでろなァ〜・・・・・ククククッ、……愁水かよ、おめぇーは。ったくよ〜………』 『…や、やめて下さい──!!』 『おーおー。相っ変わらずだな、おめぇはよォ……?? くつくつ───、』 『っ、──!!』 ──ばっしーんっ!!! ──っしーんっ!!…… ──しーんっ!… (エコー) 『───ホンット。変わってねぇーのな、お前って奴は……、ったく─────』
画像
設定パスワード
編集する
削除する
無料HPエムペ!