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『ましゅまろ』 見慣れたはずのオレンジの少し薄暗い明かりが、まだ明るすぎる様に感じるユニッバス。 ひやりと冷たい、無機質なプラスチックの便座に腰掛けた全裸の私は……。 実はただただ緊張し、酷く体は強張り、両手で顔を覆い、その指の隙間から、足元の……、跪き、扇情的な下着に身を包んだ彼女を覗き見ていた。 その彼女が私の足を、とても大切そうに手に取り、ゆっくりと抱き寄せていく。 どくん! 私の鼓動は更に早いものとなり、指の格子から覗くその光景に、その足と彼女に、私の緊張はピークを迎えた。彼女の手に抱かれたこの足は、私のものじゃないのではないのか? だって、彼女のきれいな指が足を包む感触がなにも伝わってこないんだから。 そして……。 彼女の濡れた瞳が私を一瞥し、飾り気のない爪先に、そっと唇が触れた。
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