[
携帯モード]
[
URL送信]
メッセージの編集
お名前
タイトル
メールアドレス
※変更する場合のみ入力して下さい
ホームページ
本文
あの震災の日からもう2年が経ちます。 私は、あの瞬間に学校の最上階に居ました。 クラスメイトと皆で和気あいあいと過ごしていました。 地震が起きたのは本当に急でした。 窓がカタカタと揺れ、友達と「あ、地震だねー」なんて呑気に話して居ると揺れが大きな縦揺れに変わりました。 ドンッと下から突き上げるような感覚にその場に立っていられなくなりました。 転がるように廊下に飛び出てそこで地震が治まるのをしゃがんで待っていました。 その時の私は事の大きさに気付かずに友達と顔を見合わせてジェットコースターみたいだと笑いあっていました。 しかし、校庭で余震が小さくなるのを待ち、迎えが来なかった近くの家の人達との帰り道、いつも通いなれた道が別の道に変わり果てていました。 道にはヒビが入り、隆起し、沈下し歩くのが困難な程でした。 周りの住宅は古い物は崩れて跡形もなくなっていました。 幸いなことに私の家にはヒビが入ったくらいで崩れる事はありませんでした。 津波も心配でしたが、家まで押し寄せる事はありませんでした。 あれから2年です。 無情にも時は過ぎ、しかし、何もあの日からは戻っては来ません。 今も、あの瞬間に残されたままの人がいます。 帰って来ない人がいます。 どうにもならない事実があります。 だからこそ私達は忘れてはいけないのです。 2011年3月11日の事を。 失った多くの物を。 ―Don't Forget―
画像
設定パスワード
編集する
削除する
無料HPエムペ!