物置
小説になる前の文字たち。おもったこと。一言文。いろいろ。
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星は見えない By ハラ
06-26 01:48 風にカーテンが吹かれ、ざわりざわりとまるで波のような音をたてた。
嗚呼、夜の海におぼれる。
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そしたら、あなたの心の臓の音譜が読み取れるでしょ? By ハラ
06-02 21:37 触れた指の先はちょうど心の臓。熱く熟れた果実のように蕩けそうな指先。
嗚呼、このまま指先よ耳になれ。
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どんなにはなれていても By はら
05-19 01:56 なきたくなったら、いってね。
きみのもとへはしってゆくから。
とんでいくから。
かぜのように、ひゅーん、と、きみのもとへと行くんだ。
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non By はら
05-15 03:36 泣きたいときに泣けるって幸福なことなんだなぁと思った。
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アア、とわたしはなげいたのです By はら
05-10 04:52 やさしくしたい気分になった。
のに、わたしは誰にやさしくしてあげればいいのかわからなくて哀しくなってしまった。
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つらつら By はら
05-03 04:34 泣きたくなったので酒を飲みたくなった。
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無題 By 水素
07-21 07:53 タン、タン、タン、タン。
まだ夜も明けきらぬ、電車内の乗客は私しかいない。
耳につくのは自分の呼気と、電車の揺れる音。そして、本を捲る小さな紙ずれの音。
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ロマンを求める By 水素
01-28 06:19 「女の子ってロマンチックだと思ってた」
「馬鹿ね。ロマンチックなのは男のほうよ」
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乾いた掌 By 水素
12-30 03:14 触れる手は、冷たくも温かくもない。
ただ、すっと皮膚を軽く圧迫し、乾いた感触だけを与え続ける。
「はなして」
振りほどこうとするが、それは柔らかく阻止されて叶わない。
ほんの少しだけ、腕を握る手に力が入る。
N701i [編集]
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ベタ惚れ By 水素
12-25 00:57 いつだって、少女は青年の中で可愛い女の子の位置を占めていた。それはもう、刷り込みのごとく染み付いて、青年から離れはしないのだ。
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少女の中で、青年はいつだって格好いい人で、可愛い人で、愛しい人で、とにかく全てのプラスに繋がる感情において、一番の位置を不動で獲得してしまったのだ。それはもう、一目見た瞬間から。
N701i [編集]
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