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◆八月テーマ◆

■浜辺■

貝殻無しの浮遊性巻貝。

宿。捜しの、ヤドカリ。
コーラルブルー。の、風。

岩礁をまとうなら、
削られる涙脆い。

夏。
遠く浅瀬の波打ち際にて。

◆八月テーマ◆
■浜辺■
皆様。よろしくお願いいたします。
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≫ ブルーグリーン
By 双葉月ありあ
今年の夏。予定は?:音楽に、生きます。
2007-08-29 23:16:11
木々鳴く森のなか
こぼれる光のいろ
あおい風の匂い
浮遊する、わたし。

目を伏せた、
まぶたの裏に
海を見た、気がする

遠い記憶だけが
そうおもわせている、のだけれど

鼻を刺激しているのは
どう考えても木の葉や草やコケや
そういう青臭いような匂いばかりなのだけれど
なぜかこの脳味噌は
それと潮風をダブらせているんだ、よ。

海ははるか、遠いのに、ね。

――――

久々に、即興詩。
たのしいな、こういうのも。
910SH
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≫ ひとりびより。
By 水ノ森 いお
2007-08-26 14:37:34

さくさくと、
白砂、さく、さく。
さ、いた、風紋。
さくさくと。

夏の名残、の熱は、
ふわりと素足温めて、
やさしいふり。

ここまで。
ここから、ここまで。
こころぎりぎりの距離はかって、波打ち。
呑まれたら、おしまい、
と、決めて。
一心不乱。
にげろにげろ、
の、さみしい独り遊び。
潮騒に騙されて、
足、が、とまる。

あ。

濡れた爪先の涙、に、
砂。
隠してよ。
さらさら更紗。はらり。
俯いて、歩く。
砂。
咲く、咲く。

刻む足音が、
辛抱せんね。
辛抱、せんね。
と、啼く、から、
けりあげて、駆ける。

知らん。
うち、なぁんも知らんよ。

白々、
つぐんだ口の貝殻のんだ、
砂。
の、嘘。に、
不意に、素足、
灼かれて。
泣いた、こころ、
ころり。



810SH
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≫ 浜辺にて。
By 柴乃ぺろ。
2007-08-26 05:20:43
熟睡した太陽の下
そっと足を砂におとした

ふいに煙草の灰がしゃららと
夏の終わりの風にさらわれた

空と海では
なんてつぶやいていると
海雀がぎりぎりの居場所を
ちゃんと身の幅しりながら
足先をついばんでいる

海鳴りが聞こえます。
あなたは大きな海となり
満潮を向かえたなら

身体ごとさらってほしくなり
たいした娯楽もなくひとり
浜辺に安堵を求めていた

それで良いのです

910SH
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≫ 海辺のノスタルジー
By 葉山みとと
今年の夏。予定は?:暑いと眠くなるので、まったりぼーっと。
2007-08-04 12:02:04
 
あの海辺に

打ち明けた未来を

 あなたは涙で
 受け止めた


去年電話で

ちょっとグチった私を

 あなたは怒って
 受け止めた


明日帰って

少し成長した私を

 あなたの笑顔が
 受け止める
 


P901i
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