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七月テーマ。

結局なんだかんだ。
ひっくるめて。

テーマ■夏の風物詩■です。

風鈴火山。ん?
棚網短冊棚卸し。

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≫ 夏の化石
By 89/METAL89BOX
2007-07-26 20:37:02
_

琥珀の陽が
とろけている
早く蜩を閉じこめて

夏の化石がほしい
白亜の琥珀みたいな
手のひらにのせてね
眺めてみたいから

夏は
追われている気分で
たまらないのに
いつかあっさりと僕を
取り残していくだろう

町には足音が増える
ビアガーデンは
ハワイアンソングと
祭りばやしの合奏だ
聴いてはいられない
忙しく氷をかいてる
パンパン射的を弾く
酔っぱらいが泣き出す
子供等が叫んでる
大人は怒鳴る様に

そうしなければ
始まらないみたいに
終わらないみたいに
そんな夏が苦手だ

なんていう僕の事を
夏は置いていくよ
音さえも
連れていくのにね

夏の黄昏時は一瞬
独りになる時がある

どうして
なんとなく
ごめんと言う

誰かが
泣いている様な
蜩の鳴く声に
追われているんだ

それはいつからか

琥珀の陽が
とろけている
早く蜩を閉じこめて

或いはこの僕を
 

 
──────────
暑中お見舞い
申し上げます
W42SA
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≫ 花火
By 蒼空
2007-07-23 18:48:35
終わりかけの縁日抜け出して

向かうのは小さな公園

小さなすべりだいと
シーソーが
今か今かと待ちわびる

バケツとライター、
少しの線香花火と
たくさんの手持ち花火、
いくつかのトンボ花火に
ネズミ花火、

終わる頃には打ち上げ花火とかもどう?




仲間達と過ごす今宵は
祭囃子をBGMに

ネズミ花火から逃げ回ったり

トンボ花火の向こうに真ん丸な月、

線香花火の光に永遠を見た

今この時が終わりませんように


叶わぬ願い、声にしたら笑われるけど
今がずっと続いてくような気がして…

来年の今頃はみんな別の人生歩んでいくけど
いつか記憶は薄れてくものだけど

いつでも昨日の事のように
思い出せるように
記憶に焼き付けよう

忘れたくないよ

またいつか会える日まで

笑顔絶やさずいようよ

でも

ずっとこのままでいたいよ

それでも時は過ぎてゆくものだから

せめて約束しようよ

『また会おう』


打ち上げ花火が
欝陶しいくらい綺麗に
上がった






†††††††††
テーマから脱線してるような…f^_^;
910SH
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≫ 「一夜の…」
By 瑠依
2007-07-18 19:35:47

あなたに出会えるのを
ずっと待っていました
七夕の夜に
あなたのもとへ
暗い夜に
私はあなたの部屋で
舞い踊る
あなたが見ているだけで
淡く光る
朝になれば…
消える光


W44K
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≫ 七夕
By 朱凛
2007-07-09 16:43:36

川は流れる
光輝き星が舞う

一本の橋を渡して
君を迎えに行こう

君が待つ向こう岸まで
走って抱きしめた

震える指先
暖まる心

一年に一回のこの日
君を抱き寄せ眠る

何年繰り返しても
何千年になっても

短冊には
君の側にいつまでも
いれますように
SH902iS
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≫ まつりうた。
By 双葉月ありあ
2007-07-09 15:17:13
うすくれないの 浴衣のきみの
片手に提げた ちいさなふくろ
朱色のさかながたゆたうなかに
夜空と揃いの花が咲く。

ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん、か・か
ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん。
ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん、か・か
ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん。

夜風が鳴いて、
ゆわえた髪から はらり
皮膚ににじんだ汗が冷えてゆく
ふくろのなかの魚が眠る
最後の花が、散った。

ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん、か・か
ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん。
ピーヒョロピーヒョロ どっこどっこどん、か・か
ピーヒョロピーヒョロ、か・か・か。
910SH
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≫ 咲
By 歌
2007-07-02 00:26:36
ヒライタと思えば
一思いに散りゆく華よ

その一瞬に
何を願おう

その一瞬に
何を託そう

ヒライタ、その瞬間に
照らされた君を、君を
N902i
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≫ 金魚すくい
By 大空
2007-07-01 10:04:41
ゆらゆら揺れる 水の中
優雅に泳ぐ 小さな金魚

最中でそっと 掬ったら
一跳ねした後 水の中

小さな器に 泳ぐ金魚
広い世界を知らないままで
アナタは何を見るのでしょ


W51CA
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