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後書き

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≫ By 綾乃飛鳥
06-22 08:35
あれから、
幾度もの雨に打たれて、
グレの存在した形跡は、
跡形もなく、
消え去った。

脳裏に焼き付いている
無惨な亡骸を残して。

可愛がっていたのに、
時間が解決してくれた、
この悲しみも
また更に、
消えて行くのだろう。

私が死んでも、
同じ様に
悲しみは時間が解決し、
忘れ去られてしまうのだろう。
私は、
グレの死と自分を
ダブらせて
何時までも
悲しみから
抜け出れない。

だけど、
普段あの通りを歩かなければ、忘れてるのが

悲しいけれど、
真実だ。








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