絵のアドバイス等はこちらにお願いします。 [投稿する] ≫ 回転?? 問題点 By コウスケ 02-20 14:18 こんにちは。さくっと行きます 今回の作品はこれまでに比べ随分動きのある絵です。それに伴い、静止状態とはだいぶ形の変わってしまうものもありますから今回の主な注意点はそうした箇所ですね。 この娘のオリジナルを知らないので間違っていたらごめんなさい。 両サイドの髪を前でまとめているようですね。この髪で一番の問題点は、腕に掛かる毛先の部分です。構図上前腕が画面前に突き出されています。当然この後ろには二の腕があるはずなのですが、この毛先の位置が二の腕領域を侵食してしまっています。画面上見えない(見えなくても良い)二の腕ですが、存在することは揺るがない事実です。 こういう場合、毛先は(見えない)二の腕に乗るような位置、若しくは思い切って毛先を上向かせるのが良いでしょう。因みに後者の場合、回転に勢いがある、または上下運動を表すことになります。 頭部からリボンまでのたわんだ髪は、もう少しきつい曲線にすると柔らかさやスピードを表せます。 スカートです。この絵では静止状態のスカートの丈がどれくらいなのか全く分りません。 くるりと回ったとき、タイトスカートとシフォンスカートでは丈が同じでも見え方は違いますよね。布面積の少なくひだの無いタイトスカートでは広がらず、多く(ある程度)ひだの有るシフォンスカートは回転軸である体を中心に大きく広がります。無論回転スピードにもよりますが。 この絵を見ると、内側のレース(?)にはひだが沢山ありますが、外側のスカートにはありませんね。生地は多いようですがそれでも限度があります。 スカート正面はかなり大きく広がっています。中の足が丸見えですね。しかし打って変わって後ろは踵の辺りまで裾が垂れています。回転するからには前も後ろも同じように遠心力が働くはずなので、このように表されることはまずありません。 実際の丈が分らないと言ったのもそれで、ゆとりのある膝丈程のスカートで回れば正面スカートのような状態になるでしょう。しかしそれでは後ろ側が床まで垂れていることを説明できません。整合性がないのです。 この絵のようになるよう理由付けをするなら、例えば床まで流れるスカートを蹴り上げた、等ということが考えられます。しかしその場合、蹴った状態の片足を描かなくてはなりません。 風に煽られた、とするのならもっと皺を描くなども必要ですね。 あとはいつもの点です。 頭:体、腰から続く足の位置、顔面積を占める目の大きさ。 あとは首の線が見えない、左肩の位置が分らない(前述した毛先の奥にある筈ですが、どのような線も見当たらず、空白部分に見えてしまいます) 足と手は数をこなして体に叩き込むしかありませんから省略します。 今回良かったのは、後ろに伸びた右手がきちんと遠近法に基づいて描かれている点です。それから手の腹、小指側もしっかり描かれていますね。 左側のリボンも同じように遠近法を守って前面に向かって大きくなっています。ただこのリボン、端がスカートの後ろに隠れてしまっているために動きの幅が減少してしまっています。端を前に向けたり、どうしても後ろに隠したいのなら途中のラインの<>をもっと大胆に描くこと。これが重要です。 それから頭部のリボン、画面左側です。掴んでいるリボンを辿っていくと頭頂部に結んである筈のリボンの一つの延長として描かれてしまっていますね。画面右と同じように、しっかりと区切ってあげて下さい。 ふぁいと! pc [編集] ≫ だらしないフラン 講評 By コウスケ 01-31 14:55 こんにちは。さっそくいきます。 前回に引き続き、今回も印象としては随分と良くなっています。勿論細部等は改善箇所もありますが、ぱっと見、特に不自然には見えません。頑張りましたね。 問題点としては、体に対して頭部が大きすぎること、このポーズの場合首はもっと斜めになること、両腕が細すぎる、お尻の線はもう少し伸びて体の線を際立たせること、膝から下の足をもっと太くする事(今のままでは太ももとの整合性が合いません)、顎から耳にかけての顔の輪郭を再検討するする事(奥歯にあたる部分、個人差はあるものの角を成しています)、右足にかかる裾は体の線に沿って。 ざっとこんなところですかね。 何だか身近に先生でも見つけたみたいな急成長です。階段を1段昇ると、やっぱり変わりますね。 これからもバンバン描いていきましょう! pc [編集] ≫ 日々研鑽 By コウスケ 01-19 13:29 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します! 「橙…」と「久々のフラン様」ですが、これ以前の作品と随分印象が違って見えますね。 顔面積に対する目のバランスやサイズが整ってきたのが分かります。ですがまだ変化が見えてきたという段階ですので研鑽は絶えず必要です。 それから、目には瞳孔がありますからこれを描き加えれば、さらにくっきりとした印象になりますよ。 体です。これはどれにも共通することですが、衣装のボリュームに惑わされてはなりません。衣装の中には芯(骨)のある肉体が納まっているのですから、肉体という絶対値を脅かす皺や曲線ならば描かない方が良いでしょう。 再三再四言っている事ですが、骨格に忠実に沿わなければ歪みとして表れるのが人物画です。 形を追うのに一生懸命なのは分かりますが、これを踏まえて作業しなければ巧くなりようがありませんよ。 例えば今の作品達に色をつけてみたとします。すると白黒の時には見えなかったデッサンの甘さなどが分かりますから、一度試してみては如何でしょうか? 勿論、色鉛筆など身近にある道具、手に馴染んだものでやるのが肝要です。 pc [編集] ≫ 明けましておめでとうございます By ながせ 01-01 03:56 去年はたくさんのアドバイスをいただきありがとうございます 今後も活動を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします(#^.^#) pc [編集] ≫ 継続はなんとやら By 匿名希望 12-05 06:08 1日1枚って書いてありますけど、達成できてないのではないですか? 催促していいとも書いてあるので催促いたします☆ 頑張ってください。 SA002 [編集] ≫ アリス〜 問題点 By コウスケ 11-29 13:45 こんにちは。 今回は特に人体構造上おかしな点のみ上げていきます。その他対比等はこれまで散々指摘している箇所なので省きますね。 ・荷物を抱えている右腕の肘部です。二の腕が前面に出るように描写されていますが、この場合は適切ではありません。肘から先の腕が体の前に来ているのでここで用いる線は縦線ではなく横線です。 画面左の胸から腰にかけての線の延長のように描かれていますが、このポージングでこの位置に縦線は出来ません。 更に腕というのは手首から肘にかけて太くなるものです(正確には、筋肉の関係上中頃から膨らみ始める)ので、肘の手前で突然細くなることは有り得ません。 ・肩の傾き。 画面左側に傾いているのが分かるでしょうか。故に右半身(画面左)が詰まっているように見えてしまいます。 これくらいの荷物なら然程力は必要ありませんから、肩を下げる必然性が無いわけです。 ・真正面からの構図ですね。 首を中心に縦に真っ二つに割ってみると、左半身(画面右)の面積が広いことが分かります。 今回の場合は肩と腰の位置のずれが大きな原因ではないかと思います。例えば骨格標本の写った写真を背骨に沿うように折ってみたとき、肩や腰はそれぞれ反対側とピタリと合わさる筈です。無論完全にではないにしろ、真正面の構図から左右の違いがはっきり見て取れるだけの誤差は有り得ません。 これは「肩の傾き」と被る面もありますが。同じことが頭部にも言えますので留意して下さい。 以上、ざざっと書いてみましたがどうでしょうか。 この襟はどうなってんの?というツッコミ箇所もまだありますが、画力が底上げされればこういったディティールも改善されると期待しております。 先の見えない道のりですが、挫けず頑張って下さいね pc [編集] ≫ 寒くない〜 問題点 By コウスケ 11-14 22:06 こんばんは。早速参ります。 ・下半身は、気持ち画面左にずれればベストかな?とは思いますが、多大なズレではありませんよ。大丈夫です。 ・コート このタイプのコートは生地も厚く重さも有ります。形を真似るだけでなく、こういった事実情報を絵に織り込まないと説得力が激減してしまいます。 腕の皺(厚み)やスカートの膨らみ(重み)、コート着用時の体型(厚み+重み)を再度考え直して下さい。 こういう事は外部からごちゃごちゃ言われても右の耳から〜、になってしまうので自分の頭で導き出した方が身になります。実感を伴わないから描いた絵に厚みが出ないのです。 五感を意識しましょう。 SA700iS [編集] ≫ 私は〜 問題点 By コウスケ 10-09 09:11 長らくご無沙汰でした。さて早速いきます! 麦わら帽子です。 フランが普段被っているタイプとは違い、麦わら帽子は頭をスッポリと覆うように作られています。 しかしこの絵を見ると、頭に対して随分サイズの小さい帽子を被っていますね。ファッションとして小さい帽子を乗せている、というつもりなら、もっと大胆に小さくしでもしなければ中途半端かつ不自然です。 線です。 どこの線でも当て嵌りますが、今回特に酷いのは左腕(画面右)です。ガタガタじゃないですか。躊躇い線過ぎます。もっと自信をもってスッとひく。机上には消ゴムという便利グッズがあるのですから描き直すくらいしましょう。 スカートです。 画面右側の端の裾がおかしな事になってますね。前にも似たような事があり、指摘しましたよ。 さて、上記中に「自信をもって」と書きましたが、これは大変大事な事です。たとえベクトルが明後日の方向に向いていても、自信をもって描き上げたものはそれだけで芸術となり得ます。ながせさんが「自分の世界」を確立するには自信をもって試行錯誤することに尽きます。矛盾に聞こえるかもしれませんがオロオロしているのが透けて見えるより余程良いですからね。 SA700iS [編集] ≫ 待ち人 問題点 By コウスケ 08-15 12:45 残暑お見舞い申し上げます。全く残暑って感じではない今日この頃ですが…… 〇先ずはいつもの点です。頭:体 ・頭。リボンから上が描かれていないように見えますが…。顔のサイズを考えればここで切れるのは有り得ません。紙からはみ出す心配はしない事です ・顔に対して手が小さすぎます ・肩の位置とその先に続く腕の位置の齟齬 ・前で結んだ髪ですが、一見カラー(襟)に見えます。房の線を入れるなどして、他との差別化を図りましょう ザッとですが以上です。 気張って下さい SA700iS [編集] ≫ フランドール 問題点 By コウスケ 08-05 14:16 テストお疲れ様です。 では早速行ってみたいと思います。 今回は斜め方向から見た構図になりましたね。こういう場合、真正面よりも体の凹凸がはっきり出ることになるのでその辺のメリハリが大切になってきます。特に女性の場合は「出る」「引っ込む」のちょっとした具合でスタイルに多大な影響が出てしまいますので注意が必要です。 手はだいぶ形が分ってきましたね。左右とも小さすぎるのを除けば概ね良い感じです。ただやはり「掌」面積が極端に少ないのが減点です。 今回は肩に苦戦されていますね。 体の向きが変わるということは、連動して「現れた箇所」と「隠れた箇所」が出てくるということです。平行四辺形を想像して下さい。あの図形はある頂点の位置が変わると対角点も同じだけ動いて必ず平行を保つものです。体の場合は線が、点が、という以前に形は固定されていて変動しないものですから「右肩が前に出た分、左肩は体の向こう側に隠れねばならない」のです。 さて、そろそろ「目」に手をつけたいと思います。 動物の目は、自分の視線の方向を悟られないように白目にも色が入っているそうです。しかし人はそうではありませんね。 目を開けると必ず白目と黒目の領域が見えますが、ながせさんの絵は白目が殆んど分りません。どんなに上下左右に目を動かしたつもりでも、見ている側には全く伝わらないのが現状です。これを打破するためには黒目の範囲を小さくしてみて下さい。白目が現れるだけで顔は随分変わりますよ。 そうやって白目が出来ると、今度は目が縦長に見える筈です。段階的にで構わないのでこの縦に長い目を少しずつ小さくしていきましょう。 今のサイズで、例えば目を閉じた絵を描いたとしましょう。目尻と目頭、下瞼の位置は固定です(目を閉じたときだけこれらの位置が正常値に戻るのは反則です。開いた大きさがこうなのですから、閉じたときも同じと考えなければ改善の意味が失われてしまいます)。この3点を繋げて孤を描いたとき……大変なことになるのがお解かりでしょうか。目が顔面積の約半分を占領して赦されるのは小学生を対象にした漫画絵だけです。 あとはいつものように頭:体の大きさや体軸、バランスなどです。 あ、ちなみに真っ直ぐ立ったとき、首は少し前に突き出るようになります。斜め方向から見ると色んなところが見えてきますね。 頑張りましょうp(^v^)q pc [編集] [*前] [#次] [11-20] [投稿する] [戻る] |