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みんなのポエム

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初恋
By 妃狼
07-03 16:04
手を繋ぐ事さえない僕ら
付き合ってどれくらい
たったんだろう
はぐれた掌が切なくて

手を繋ぐ勇気もない僕は
あれこれと考えては
みるけれど、それらしい
答えが見つかりません

僕の中の君の価値観
君の中の僕の価値観
比べてみる事は
出来ないけれど

同じだったらいいのにな
ふと…不安になって
子供の様に確かなものを
欲しいと思うのです

茜色の帰り道
夕暮れに伸びる影
僕の影の中に
君の影が隠れた

互いに伝わる温もりは
なによりも心地よくて
愛しさと切なさの
意味を初めて知った

多分、わずか数秒のキス
唇が触れるだけのキス
背伸びした君が
震えているのがわかった

君の震えを包み込む様に
ありったけの気持ちで
ギュッと抱きしめて
優しさと責任を知った

耳元で囁いた初めての
『大好きだよ』
君は僕が守るから
『大丈夫だよ』

ちょっとだけ背伸びした
僕らの初恋を
茜色の空に染まる
海だけが見ていた

ちょっとだけ背伸びした
僕らの初恋は
大人への階段を
一歩ずつ登りはじめた

W44S
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キラリキラリ
By 妃狼
06-16 22:17
何度も何度も
繰り返して呟いた
大好きな君の名前

逢えない夜の数だけ
繰り返して呟いた
大好きな君の名前

押し潰れてしまいそうに
静寂が怖くなって
溢れ落ちる涙の滴
上を向いてこらえたよ

そうしたら気付いた
窓辺から見える星空の
限りなく煌めく雫
星座なんて知らなくて

指先で線をひいて
僕だけの星座にしたよ
僕だけの秘密の星座に
照れ臭いけれど
君の名前をつけた

きっと星空は
誰にでもいつも優しくて
沢山の独りぼっちに
語りかけてくれる
『大丈夫』ってね

だから僕も大丈夫
そう思えた時
その中にひときわ輝く
星をみつけたんだ

きっとそれは
君なのかもしれない
君はいつも僕の事を
キラリキラリと
見守ってくれてる
そんな気がした
キラリキラリと
いつも輝いている
君をこれからも
ずっと愛してるよ

W44S
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オレンジの空の下
By 妃狼
06-08 18:44
オレンジに染まる
暮れる夕日の中で
長く伸びる二つの影
二人して追いかけた

幼かったあの頃
何も怖くなかった
同じ道どこまでも
走っていけると思ってた

後悔なんて言葉知らない
ただひたすらに
前だけを見ていたよ
隣にはいつもかならず
君のちっちゃな掌

君の存在は僕の存在
足りない頭抱えてみては
いかした愛の言葉探すよ
眠れない夜の独り言
そのまま朝を向かえたり

駆け足で通り過ぎた
二人の季節は嘘じゃない
何度も重ねたキスも
抱き合ったぬくもりも
全てこの胸の中にあるよ

楽しかった全てが
音をたてて崩れていく
何処で何を間違えたの

積みかさねた全てが
思い出に変わるよ
何処で何がすれ違ったの

振り返って見えたのは
そう、笑った君の残像
君の姿はもうないから

振り返るのは止めよう
君もきっと同じだから
振り返るのは止めよう
明日は新しい朝がくる

ほら、あの日と同じ
暮れゆくオレンジの空
爽やかな風が吹いた
僕の背中を押すように
爽やかな風が吹いた

あの日のように
影を追いかけて
涙の粒の意味を知った
少しだけ大人に
なった…そんな気がした
W44S
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独りの夜に
By 妃狼
06-03 19:06
灯りを消した独りの夜は
漆黒の闇からの囁きが
美しきノイズとなって

突き刺さる冷たい孤独に
真実は時に不安になるよ
それは君も同じなのかな

言葉に出来ない愛してる
いつも一緒にいるのにね
ただ…恥ずかしいだけ

二人来た道も行く先も
まだ全てじゃない事に
気付くから僕らはまた
夢の続きを探すのさ

誰かじゃなくて
君じゃなきゃ駄目で
ありふれた言葉
ありきたりの言葉
伝えきれない
足りない言葉

解けないパズルのように
あれこれと並べながら
明日の君の夢をみよう
笑顔の君の夢をみよう

今夜は薄れていく
真っ白な意識の中で
もし君に会えるのならば
夢の中だけど愛してる…
そう言えそうな気がした

下手くそだけど
僕の全てを詰めた
とびっきりの愛してるを

W44S
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始まりの果てに
By 妃狼
06-01 18:01
初めて声をかけたのは
僕のほうだったね
夕暮れのお決まりの
コンビニにいつも君が
来る事を知ってたんだ

心臓が止まりそうに
高鳴る鼓動を抑えて
君に気付かれないよう
ありったけの勇気で
声をかけたそれが僕らの
始まりの日だった

僕の肩程の背丈のキミ
笑顔がとっても素敵で
僕はその笑顔を守りたい
といつだって思ってた
何も疑う事さえなかった
幾千の刻を君と一緒と
信じてたんだ

運命は時に悪戯が好きで
後戻りの出来ない
それぞれの行く先に
果たされることなく
閉じられる約束の扉

鍵を失ったその扉の
向こうにあった思い出の
喜びも悲しみも
全てを抱きしめて
押さえこんだ感情論を
窮屈な脳に詰め込んで
出来上がった今の僕は
自分自身を好きで
いられますか?

今ではないいつかに
ここではない何処かで
もしも貴方に出逢えたら
胸をはって笑えるような
そんな僕で在りたいと
この青空の下思うよ
もしも貴方に出逢えたら
元気かって笑えるような
そんな僕で在りたいと
この胸の真ん中で思うよ
W44S
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春の風に乗せて
By 妃狼
05-01 22:41
春の風が
通い慣れたいつもの道を
ふわりふわりと
流れて行くよ

春の香りが
通い慣れたいつもの道で
悪戯に僕の心を
そっと叩くよ

小さくたたんで
そっとしまった想い出も
くしゃくしゃに丸めて
詰め込んだ想い出も

そのどれもが
今の僕が僕である為に
必要で大切な宝物で
それが僕らの全てだった

破れたジーンズの
ポケットの中に
押し込んだままの
いつも一緒と
二人信じてた
叶わなかった
切ない想い出は

今は僕の胸の中で
小さくも鮮やかな
彩りを見せるのです

もう逢えない君へ
ありがとうって
呟いてみたんだ
僕の心に彩りをくれた
君に届かない言葉だけど
爽やかな春の風に乗せて
W44S
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真紅の雫
By 妃狼
04-15 12:52
現在に存在する僕は
偽りの世界を生きる
僕自身じゃない僕

自己防衛の愛想笑い
作り笑顔の頭ん中
思う事と吐き出す言葉は
うすっぺらい
裏返しの嘘でしかない

いつからだろう
こんな存在になったのは
自分がだけが一番の
悲劇のヒロインを演じる
舞台に観客は誰もいない

落ち着いたと思えば
また深く深い闇の中
繰り返す心の渦に
いつしか心は疲れ果て

流れ落ちる真紅の雫に
束の間の生を覚える
滴り落ちる
その紅い雫は
僕が僕であるために
必要なモノですか?

今はそれさえも
わからないほどに
僕はどこに向かって
歩いているのだろうか
自分自身にもわからない
堕ちる先にはいったい
何が待っているのだろう
W44S
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焦らないで…
By 緋紗
06-23 03:33
時と同じに年をとり…
見えないものも見えてくる…
人は焦ったり…
迷ったり…
悩んだり…
そうしながら1つ1つ大人になっていく…
何が正解とか…
何が間違えとか…
してみなければわからない…
焦らないで…
今を大切にして…



PENCK
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独り上手じゃいられない
By 妃狼
06-03 02:18
アナタに逢えない夜
寂しくて飛びだした
夜空の星を見上げ…
二つの星を指で結んだ

独り上手?いいえ
そんなんじゃない…
はりさけそうな
この切なさを
ごまかしてるだけ
届かぬ想い
暗闇でかき消して
それでも僕の中に
アナタは居るから…

もう君だけしか
愛せないから
君以外の全てを
失っても構わない

もう君だけしか
愛せないから
君の全てを
この手に掴みたい

今すぐ君を奪い去りたい
ありったけの愛で
抱きしめたい

W33SA
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見えないナイフ
By 妃狼
06-03 02:11
平然なふりをしていても
見えない銀のナイフが
僕の身体中を切り刻む
SILENT NIGHT
暗闇が僕を包みこみ
SILENT VOICE
僕から言葉を奪い去る
今は優しくしないで…
じゃないと、僕は君に
依存してしまうから…
W33SA
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