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万事屋晋ちゃん「雨に日に咲いた桜」その1
雨の日、また子に拾われて来た盲目で名前も記憶もない、右腕には寄生生物を宿した男。

博識な武市の調べで、寄生生物が「紅桜」と呼ばれている事を知る。
明らかに怪しい彼を「面白そうだ」ど、飼う事にした高杉。
でも躾係は拾ってきたまた子が担当。

右腕の件から仮の名前も敢えて「紅桜」と名付けた。
勿論、それは高杉に策があっての事。得体の知れない存在の裏には、きっと何かヤバイ事件が絡んでいると睨んで、それを誘き出す為だった。
記憶も無く目の見えない「紅桜」は、最初は万事屋に警戒心を見せるものの、無邪気に接するまた子、美味しいご飯を作る武市、絶対的なカリスマで惹き付ける光を纏う高杉に対して次第に心を開いてゆく。

「紅桜」がやっと懐いてきた頃、案の定「紅桜」を連れ去ろうとする一味が万事屋の周りに集まり始める。
そこへスナイパー万斉からの情報で、「紅桜」を生体兵器に改造した闇組織がその実験体を連れ戻しに来たのだと知る。
「紅桜」にすっかり情が移ってしまったまた子をはじめ、渡す気は更々ない高杉たち万事屋メンバー。
しかし、また子が組織に誘拐されてしまう。
交換条件で「紅桜」を渡せと。
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