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微かに、けれど確かな



嘘でしょう

と、君の瞳が不安げに問うから、

ほんとだよ

と、微笑みだけでそう返す。




なんだか妙に拙くたどたどしく揺れる視線の先には戸惑いが見え隠れしていて、ああそう言えば、君のそんな顔は初めて見た。




…どうしてそんなに泣きそうなんだい。





「…嘘、でしょう?」

確かめるように震えた声で聞き返す君のその瞳の端に浮かんだ涙をぼんやりと見て、ああ本当に君は流す涙まで綺麗なんだねと心の中で呟いた。


「嘘じゃないよ」

ゆっくりと、言葉を紡ぐ。
どうか信じて。
そしてどうか君に、出来るだけ優しくこの思いを伝えることが出来ますようにと祈りを込めて。




「きみのことがすきなんだ」






ほら、


本当の君を見つけた。






***


や、やっちゃった;

ダイヤくんがポエマーだよ(死)

えと、そこはかとなく無自覚両思いなくせになかなか進展しないほのぼのカップルな毎日に終りを告げる告白記念日★な雰囲気で描いてみました…。
(なんじゃそら)

ダイヤ⇔お嬢様なのにダイヤ×お嬢様ではない二人、みたい…な…(ゲフゲフ

あははは自己満足(ぉぃ)
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