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ライアレ
もう、この二人がDeeP AzurEでいっちゃん好きッ!!

主人公差し置いて!←


というか、下の絵とのギャップが激しすぎるorz
かなり更新してないからなぁ…。



以下、駄文です。
不必要な方はブラウザバックお願いします。


――――――
「アレン、アレンちょ…!待ってくれよ!!」

慌てた様子で後ろから駆けてくる男を、アレンと呼ばれた女は横目で見やる。




「何用だ、私は忙しい。」
振り向かず、女性―アレックスは言い放つ。


「や、解ってっけど!けどっ……!」

「…話す事は最小限にまとめて話せ。時間が惜しい。」

男の―ブライアンの表情は曇った。
が、すぐに何時もの笑顔をアレックスに向けた。



「えと、今日はデートのお誘いで呼び止めました!」


アレックスは応えない。
構わず、ブライアンは言葉を進める。

「実はよ、都会のルーフィスに動物園があってな?ココにたまたま2人分の入場チケットが…」

「行かん」

「あ、…そ、そうか。
じゃあ、アクアリウムにするか!?
あの水族館、今は珍しい白イルカのショーとやらが…」

「行かん」


「あ〜…うん。
じゃあよ……」




その後もブライアンは次々と、都会のアトラクションやらデートスポットやらを上げようとするが、ことごとく断られる。

「…ううぅ。
何に誘っても乗ってくれねぇよなァ、アレンは」

困り果てた笑顔でブライアンは呟く。

ただ、内心嬉しくもあった。
「時間がない」と言いつつも、ここまで寛容に話を聞いてくれている。



(ちょっとは、オレの事認めてくれたって思って良いよな?)

そんなことをふと思っていると、

「…この放課後の時間をこれ以上無駄にしたくない。もう行くぞ」

アレックスは早足に歩き始める。

「あああ〜〜〜〜っ!」
情けない声をあげ、わたわたとその後を追うブライアン。

(話を聞いてくれるチャンスはそうそう無い!何とか二人きりになりたい!
もう、なりふりとか場所とか構っちゃいられねぇ!!)


「じゃあじゃあ、もういっそ、今から竜宿舎でデートってのはどうだ!!?」

「!」

アレックスの歩みが止まる。



(…あっちゃァ……怒ったかなアレン…?)

口を突いて出たのは、此処から徒歩5分の竜宿舎。
ブライアン達の乗る竜(相棒)が収まる小屋だ。

お世辞にも、若き男女が逢い引きするような場所ではない。



「あ〜…と。
い、嫌・だよな?
かなり・というか、超ド級な近場だし、
臭うし…」

頭を掻きながら訂正しようとするが、返事は驚くものだった

「おい」


「はイ!!!!?」


「…貴方がそれでいいならそれで構わない」






「え……」



「丁度、竜宿舎に行くところだ」



「……マジか?」


面には出さなかったが、ブライアンは心の中で歓喜した。


(やっべぇ!!ガチで幸せだぁ!!!!

俺達には、コレくらいのデートが調度いいって事なのかね)
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