⊂GMキャノン娘1号機からの⊃
★RGM-80GMキャノン1号機⇒生産型
(GA投稿「Mk.U黒い三連娘」添付作品)
illus:20110329
MSV-RのGMキャノンに楽しくなって描きました。 お着替えである。
さて端的に、GMキャノンの設計コンセプトは「ガンキャノンの量産型」です。
故にその初号機の主武装はRX-77型に準じ、
しかしコストオーバーなRXシリーズに替えて駆動系・操縦系はパーツブロックごとRGM型にそっくり交換した構造になってます。
この設計変更は、コアブロック非搭載機ですがコアブロックシステムの応用であり、連邦M.S的特色であると言えるでしょう。
しかし実際はRGM-79型のBパーツではガンキャノンの主砲を運用するのに安定性が低かったらしく、
結果、主砲は反動の小さい自噴式の弾体に変更、下半身へのパーツ追加等、生産型では結構な改造になりました。
特に主砲に関してはつまり「バズーカ」と同様の兵器となり、なんだか「キャノン」の名称がはばかられてしまいそうですが、
そこは固定武装の強みで、弾体推力を上げられる、精密な砲撃が可能になる、等、
中距離支援機としてのメリットはあったと考えられます。
しかし運用目的が合ってはいるものの、
-77型とは大きく仕組みを違える機体になってしまった訳で、
それが為に「ガンキャノンの量産型」とゆうより「GMの砲戦型」といった感じに見られがちだったりするのです。
が、その特異な経緯こそがいかにも戦時下開発の逸話といった趣で、MSVとして実に魅力的であるのです。
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