[携帯モード] [URL送信]



幻影

紅い黄昏の反作用として

蒼い月夜があるのならば


いったい何故どちらとも

私を寂しくさせるだろう


そこにはただただ静寂と

私を射る光が差している


捨て切れぬ空想は夕陽へ

途方もない幻夢は星空へ


全て 沈めれば楽なのに


いつか思いを沈めた陽に

いつか願いをかけた星に


(いつかなると信じて、)


私は 空の果てを駆ける




[次へ#]
[戻る]


無料HPエムペ!